たまには! ジュエリーの簡単お手入れ <真珠(パール)>
世界最古の宝石といわれる真珠(パール)の優しく上品な輝きは、時代を超えて現代の私たちも魅了します。
真珠のジュエリーはカジュアルからフォーマルまで幅広く活躍します。またオケージョンアクセサリーとして、大人の女性なら必ず持っていたいアイテムでもあります。
そこで今回は、真珠の輝きをいつまでも楽しむための簡単なお手入れ方法や保管方法などを紹介していきます。
お手入れはやさしく、ていねいに拭くこと
真珠のお手入れ方法は、柔らかい布で汚れや水分をていねいに拭き取ることです。
パール専用のクリーニングクロスがベストですが、メガネ拭きなどでもOKです。ただしティッシュペーパーはNG、真珠の表面は柔らかく繊細で傷が付いてしまう可能性があります。
水洗いもNGです。
真珠のジュエリーは穴が開けられる加工がされているため、その穴から水が入ると、内部から水を含んで膨張し、その後乾燥して収縮すると表面が劣化して光沢が損なわれる原因になります。
真珠表面は皮脂や汗に含まれる酸、油分に弱いため、使用後はお手入れを心がけましょう。少し汗をかいたな、と感じる時はよりていねいに1粒ずつ汗を拭き取りましょう。
また真珠は、化学物質(香水、化粧品、洗剤など)に触れると変色したりパールの光沢が損なわれたりする原因になります。家事や入浴の際は必ず外し、メイクアップ後はジュエリーが触れないように気を付けましょう。
パールジュエリーの保管方法
真珠の美しい光沢を守るためには保管の仕方も大切です。
香水や防虫剤等の揮発性の薬品が影響して光沢が損なわれる恐れがあるため、一緒に保管しないように注意して下さい。真珠は非常にデリケートです、傷付いてしまわないように他のジュエリーと接触しないよう離して保管しましょう。購入時のケースに入れて保管するのが良いでしょう。
また紫外線や熱で変色や光沢が損なわることがあるため、直射日光、高温多湿な場所、極端に乾燥した場所は避けてください。
糸替えも大切なお手入れのひとつ
冠婚葬祭に活躍する真珠が連なったネックレスには、特に気にしたい“定期的なお手入れ”があります。
それは「糸替えのチェック」です。真珠のネックレスには、糸で組んであるものとワイヤーで組んであるものがありますが、糸で組んであるものは定期的に糸替えが必要です。
丈夫なGTPと呼ばれる素材の糸が使われている場合でも、5年に一度の糸替えが推奨されています。糸が切れて真珠をまき散らしてしまわないように、長く付き合うパールジュエリーの糸替えは、定期的にデパートや宝飾店でやってもらいましょう。
普段あまり使わないから、と喪服などと一緒にタンスにしまい込んでいる場合は、この記事をきっかけに是非チェックしてみてください。
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